疲れをとってから就寝する

私たちが生きていく上で絶対的に必要なのが、空気と水です。呼吸がとまれば5分で死に至りますが、毎日当たり前のように呼吸しているのでそのありがたさがあまりわかりません。それと同じように、睡眠の大切さは眠くなったら寝るというなりゆきで毎日過ごしているので、本来の重要性をあまり理解できていない人が多いでしょう。

人間はどのくらい起きていられるかというギネスブックに挑戦する人もいますが、普通の人たちは1日寝ないと集中力がなくなってしまいます。忙しくて寝る時間が惜しいというサラリーマンもいますが、少なくとも睡眠中にからだを修復する時間を得るために熟睡しなければ頭が思うように回転しません。熟睡するためには、寝る前の準備が必要になります。いままで、無意識のうちに行なっていた睡眠前のお風呂などは熟睡のためには重要な要素です。
ここでは、睡眠前に必要なことを紹介しましょう。

寝不足の場合の弊害

  • 集中できない
  • 思考力が低くなる
  • イライラする
  • 物忘れがひどくなる

体への弊害

  • 体がだるい
  • 頭痛がする
  • 肌があれる
  • 風邪を引く、体調を崩しやすくなる

寝不足になると、疲れがとれないのはもちろん、集中力や思考力が低下したり、気分や情緒までも不安定になります,

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軽いウォーキングをしてから仕事や家事をはじめる

歩くことはリズム運動だですが、岨噛と同様に私たちにとって基本となるリズム運動です。寝ている問はからだの機能を使っていませんでしたから、目が覚めてボーッとしている人もいます。それは、セロトニンがあまり分泌されていないからで、1日の元気の元になるセロトニンを分泌させるためには、基本となるリズム運動をしなければなりません。

歩くことは、ふくらはぎの収縮によって心臓への血液の循環をよくするだけでなく、脳への血流も多くなると同時に、セロトニン神経の刺激にもなります。歩く時間帯は朝食の前10分から20分で充分です。雨が降っているときは、室内でスクワットやストレッチをするといいでしょう。歩くことと同じ効果が得られます。

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朝日を浴びて体内時肝をリセットする

地球は1年かけて太陽の周りを回り、1日約24時間で自転するという大きなリズムがあるから、毎日太陽が昇る時間が変化していきます。地球上で生活するかぎり、からだを地球のリズムに合わせなければ健康に影響がでてきますので、太陽を浴びることによって体内時計を地球リズムにリセットさせているわけです。

そのために、朝起きたら朝の光を目に入れて、朝がきたということを脳に伝えなければなりません。これが、体内時計のリセットになるわけです。したがって、きまった時間に起きることはからだに地球のリズムを教えるわけですから、夏は太陽が早く昇り冬は遅くなるという現実をからだが理解できるようになるわけです。
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