呼吸法は人間にとって最高のリズム運動ですが、何かをしながら行うことはできません。リズム運動によってセロトニン分泌を促すということは、いま行動するためにも必要ですし、睡眠のためにも必要になります。テニスの試合を観ていると、セットが終わって椅子に座っているときに、選手は必ずといっていいほど足を小刻みに動かしています。
私たちには貧乏揺すりにしか見えないので、なんてお行儀悪いと思えますが、本人は無意識のうちにリズム運動をしながら集中力を高めているのでしょう。私たちも同じように、仕事の集中力を詠めるために、さらには睡眠のためにリズム運動を習慣化しなければなりません。
たとえば、仕事や勉強の合間に、5分ほどからだをひねったり、浅めのスクワットなどをするのも効果が期待できます。
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