目が覚めたらかならずカーテンを開けましょう。それは、芝居がはじまるときの緞帳のように、これから1日という芝居がはじまる合図としてカーテンを開けて外光を室内にいれます。メラトニンにとって重要なのは、直射日光でも間接光でも3000ルクスという一定の照度さえあればいいわけです。
とにかく、外光を部屋のなかに入れ網膜に光を焼き付けるのです。もちろん、曇りでも雨でもかまいません。カーテンを開けることを習慣にすることで、目覚めの演出ができます。外光が目に入れば、メラトニンの分泌が完全に止まり、セロトニンが分泌されはじめて元気がみなぎつてくるはずです。それでもまだ日が覚めないときは、シャワーを浴びたり朝食を食べることで頭がしゃきっとするはずです。
目覚めたら光を入れる
- 光を入れない場合光を浴びずにいると、からだは起きても脳が覚醒しない→1日のスタートから体内時計が狂ってしまったため、ストレスを受けやすくなるなど、からだへ悪影響を及ぼす可能性がある
- 光を入れた場合光を浴びることで脳が覚醒→脳の動きが活発になることで、頭がスッキリする→スタートがうまくきれたことで1日中スムーズに過ごせる
天候に関わらず起きたらまずはカーテンを上げて太陽光を入れる習慣をつけましょう。
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