メラトニンとセロトニンのバランスが不安定だと熟睡できない

メラトニンとセロトニンの分泌は陰陽の関係にあるので、どちらかが優位になっても本来の働きができません。最近は深夜まで起きている人が多くなっており、とくに、家に帰ってからパソコンやスマホでメールやゲームをしていると、光の情報が目から入り続けているので、体内時計の親時計である視交叉上核は、まだ寝る時間ではないと錯覚して、メラトニン分泌の指令をだせません。

。そうすると、さぁ寝ようかと思ってもなかなか寝つけないだけでなく、日中強烈な睡魔に襲われてしまいます。さらに慢性化すると、眠気だけではなく、頭痛、めまい、胃部不快感、下痢、便秘など社会生活に支障をきたすことが多くなります。
このような状態は、海外旅行に行っていないのに時差ボケになってしまうのと一緒のことです。毎日、地球の時間にからだを合わせることが健康的な生活の基本です。

セロトニン不足には「セロトアルファ」