深部体温を下げることがメラトニンの重要な働き

光の信号が網膜から入ることで松果体からメラトニンがホルモンとして分泌され、さまざまな機能に影響を与えます。なかでももっとも重要な働きは、深部体温を低下させて睡眠を誘発・維持することにあります。

深部体温というのは、からだの内部の温度で、個人差はありますが平均して37度で安定しています。ちなみに、脇の下で体温を測定すると、約1度程度低くなります。

深部体温がメラトニンの作用によって、0.5~1度下がると眠気を催してくるようになっています。メラトニンの分泌が最大になるのは、午前0時から午前2時で、明け方になるにつれて減少していきます。

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