寝る前に温めたミルクを飲むと眠気を誘うといわれていますが、たしかにミルクにはカルシウムが含まれていますので鎮静作用はありますが、眠くなるまでにはいたらないでしょう。
ミルクを飲んで眠くなるというのは、「ナイトミルク」といって、北欧のフィンランドで飲まれているミルクです。ナイトミルクは、夜に搾乳したミルクで、メラトニンが多く含まれているものです。フィンランドを含め、日照時間の短い地方に住んでいる人には睡眠障害が多く、そのためにナイトミルクを飲む習慣があるようです。
睡眠と関係の深い「ミネラル」についてでも紹介されていますが、牛乳が快眠に効くというよりはミネラルやカルシウムが快眠に効くということのようです。
日本でもナイトミルクを売り出しているところもでてきていますので、効果のほどを試してみるのもいいでしょう。生活が不規則な人は、ナイトミルクを飲んでよりよい睡眠をとって生活のリズムを取り戻すきっかけになればベストです。
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