メラトニンの前駆体であるトリプトファンはたんばく質食品に含まれていますが、メラトニンそのものが含まれている食べ物もあります。それは、昔から日本人が食べてきた多くの食品のなかに含まれています。したがって、意図的にメラトニンの含まれているものを積極的に食べなくても、毎日の食生活をきちんとすれば摂取できているわけです。
なかでもケールが一番多いのですが、お米、キャベツ、白菜、レタスなどの葉物にも多く含まれています。だから、食事をした後に眠くなったりするのは、満腹感もありますがメラトニンの影響もあるのではないかと思います。もっとも、最近の食生活は偏っているために、なかなか日本人本来の食生活をしている人は少なくなっています。
いずれにせよ、朝昼晩3食のうちの1食はごはんとみそ汁をかならず食べるようにすれば、必要量のメラトニンは摂取できるでしょう。
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