メラトニンの材料となる物を食材からとる

メラトニンはサプリメントで摂取するよりも、食事から取り込んだほうが栄養のバランスがとれていますので、健康にいいことは間違いありません。そもそもメラトニンは、トリプトファンというアミノ酸の一種を原料にして体内でつくられます。もちろん、ダイレクトにトリプトファンがメラトニンになるわけではなく、はじめにセロトニンという物質に変わり、太陽が沈むころからメラトニンの合成がはじまります。

したがって、毎食ごとにトリプトファンを意識した食事を心がけると、メラトニンの合成量も増えるというわけです。トリプトファンはアミノ酸の一種ですから、すべてのたんばく質食品に含まれています。とくに多い食品は、大豆を原料としたもので、豆腐、納豆、豆乳。さらに、マグロの赤身などです。

  • 豆腐
    良質なたんぱく質で消化もよくバランスよく必須アミノ酸が含まれる
  • チーズ
    必須アミノ酸が多く含まれカルシウムも多い
  • バナナ
    ビタミンB2が豊富に含まれており、トリプトファンはビタミンB6と合成して良質なセロトニンを生成
  • 赤身
    カツオやマグロ、牛肉の赤身などの多く含まれる

メラトニンの材料であるトリプトファンはすべてのたんばく質食品に含まれていて、食事から摂取する必要があります。とくに、豆腐や豆乳・納豆などの大豆製品やマグロの赤身に多く含まれています。

コメントは停止中です。