ストレスに強いからだをつくるセロトニン

ストレスはセロトニン神経を弱らせ、心の風邪、うつになります。心の風邪を引いて、引きこもりの生活をすると、身体を動かさず、太陽も浴びないので、ますますセロトニン神経は弱ってしまいます。これでは悪循環になり、セロトニン神経の弱体化は加速する一方です。

この悪循環を断ち切るためには、セロトニン神経を自らの努力で生き返らせる以外に方法はありません。はじめの1歩を踏み出すのは大変ですが、引きこもり生活を続けていれば、ますます心の風邪をこじらせてしまいます。外に出て、陽を浴びながら歩くことからはじめましょう。

疲れはセロトニン神経の大敵ですから、体調も見ながら、徐々に行なうことが大切です。少しずつ負荷を増し繰り返すうちに、セロトニン神経が蘇ってくるはずです。メラトニンの分泌も改善されて、睡眠もよくとれるようになります。まずは、3ヶ月続けて何らかの効果が現れたら、あとは継続するだけです。次第にストレスに強い体になります。

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