全身運動の水泳はセロトニンを増やし気持ちのいい睡眠が得られる

水のなかでは浮力があるために、背骨、腰骨、関節などに負担が少なくなるので、普段運動していない人や太り気味の人にとって水泳は最高のリズム運動です。さらに、水泳は有酸素運動の1つで、肥満、糖尿病などを改善する効果があることがわかっています。

運動不足の人がウォーキングがいいからといって、歩きはじめても数十分でヒザの関節や腰が痛くなってきます。それは、体重が背骨や関節、腰骨にかかってくるために、支えきれなくなってしまうからです。その点水泳は、からだを水に浮かせたままで運動しますから、背骨や腰骨に負担をかけずに筋力をつけることができます。

というのは、周りの筋肉によって保護されていますので、なると関節が最初にダメージを受けます。泳いでいるときは、一定のリズムで腹式呼吸していますので、心肺機能のアップにもつながります。泳げない人はどうしたらいいのかということになりますが、泳がなくても、水のなかを歩くだけでもかなりの運動になりますので、泳ぐ前の準備運動としてもいいかもしれません。

いずれにせよ、1 週間に一度でもいいですから、プールで運動することをおすすめします。定期的に行なっていれば、メラトニンの前駆物質であるセロトニンが正常に分泌されてきますので、夜、寝床に入ったら数分で寝ることができるでしょう。
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